本文へジャンプ

2006.8.31

今日で長かった夏休みの診療が終わりました。通常の患者さん(主に学童のアトピー性皮膚炎)に加え、2名の強皮症患者さんのセカンドオピニオン外来も担当しました。

7月後半に来院されたアトピー性皮膚炎の患者数をカウントしましたが、再診のみで221名、初診は17名でした。従って夏休み全体のトータルとしては、500名以上の患者さんを診療したことになります。この数の患者さんを次回の冬休みに診るというのは、スケジュール的にちょっと厳しいものがあります。夏休みと違って、冬休みは12月25日~28日の実質4日間で診療することになるからです。
忙しい毎日でしたがそれでも再診の患者さんについてはほとんどが1時間以内の待ち時間で済み、早い人では10分程度でスムーズに診ることができました。その理由は私の予約患者さんを3名の先生方にサポートしてもらい、3つの診察室を3人1組で役割分担しながら同時に診察できるようにしたからです。
神戸から通われている患者さんに5~10分の診察時間しか取れず、申し訳ないと思いつつも「30分待ちの5分診察と、3時間待ちの20分診察とどちらが良いですか?」と確認したところ、「3時間待つのなら、神戸からでも来ません。今のままで充分です。」という答えでした。初診の際に1時間以上の説明をすることと、再診時の5~10分に魂を込めることで、今後も対応していきたいと思います。

2006.8.28

今年の高校野球の決勝戦は素晴らしいものでした。実のところ、私は高校野球はあまり好きではありません。周囲が「高校野球」というものをあまりにも美化しすぎているからです。特に、部員の一人でも問題を起こせば「自主的に出場を辞退」させる、連帯責任の考えはおかしいと思っているのは、私だけではないでしょう。
しかし、今年の高校野球は本当に「爽やか」でした。特に早実の斎藤投手のすがすがしさには誰もが感動したと思います。中学の頃から将来を見据え、早実で高校野球を、大学は早稲田に入り六大学野球で活躍することを目指し頑張ってきた彼の人生には、その努力に裏打ちされたモチベーションが感じられます。あまりの人気と、それに応えようとする彼の実直な気質が、彼を押しつぶさないか心配です。
一方、偽りの「爽やか」について、もう少し書かせて頂きます。ヤンキースで活躍している松井選手が、高校野球時代に連続敬遠された話です。連続敬遠を指示した明徳義塾の監督と実行した投手は随分非難されましたが、これはおかしいと思います。まず、野球の試合は勝利を目的をして行われているので、「爽やか」さをアピールする為に行われているのではありません。ルールの中で勝利するために工夫するのは当然で、敬遠というのは無条件でランナーを一人出す代わりに次の打者と勝負するという、守る側に認められた作戦です。敬遠が「爽やか」でないとするならば、自分がアウトになってでもランナーを次の塁に進めるという「バント」もアンフェアということになります。必要以上に高校野球を美化しすぎる風潮の影には、高校野球を喰いものにしているメディア等の商業主義が存在すると思います。

私の9月からの予定は、教室員と今年2度目のインタビューを開始します。どのような面談になるか楽しみです。

2006.8.27

今日一日金沢でのんびり過ごしました。テレビで「札幌マラソン」をやっていたのですが、メチャクチャ暑い中、女子では初マラソンの吉田という選手が、ぶっちぎりで優勝しました。私はマラソンや駅伝を見るのが好きで、いよいよマラソンシーズンの到来だと思いました。
暑さの中札幌マラソンを見ながら、2000年のシドニーオリンピックでの高橋尚子の優勝を思い出しました。実はオリンピックの2ヶ月ぐらい前に、ラジオの番組で元マラソンランナーの増田明美さんと共演したことがあるのですが、(アトピー性皮膚炎の解説が番組のテーマでした。)収録後にオリンピックのマラソン予想を聞いたところ、次のような回答が返ってきました。
・高橋尚子が故障せずにスタートラインに立てれば、確実に勝つ
・世界最高タイムのヌレデバは高速コースでのタイムなので、実力では高橋が上
・唯一不気味な存在なのは、高橋尚子のコンディションが悪化した状況における、ルーマニアのシモン
増田明美さんの予想がいかにピッタリであったかは、周知の通りです。実際、高橋尚子がスタート前にウォークマンを聴きながらリラックスしているのを見て、私も彼女の優勝を確信しました。やはり専門家の目というものは、確かであるという事が証明されました。

2006.8.23

今日は私自身、初の強皮症に関するセカンドオピニオン外来を担当しました。
セカンドオピニオン外来を本院に設けるよう、病院長に提案したのが昨年の今頃で、始まったのは今年の1月からです。
これまで皮膚科には3人の患者さんより申し込みがありましたが、私のスケジュールの都合で、講師の長谷川先生に担当してもらいました。
今回私が初めて担当した強皮症患者さんは(詳細はここでは差し控えますが)、ご家族を伴い3名で来られました。人生を背負って遠方より金沢まで来て頂いたご苦労に応えられるよう、十分な説明と意見を述べるよう努めました。

2006.8.21

海外の学会から戻り、今日は2週間ぶりの外来でした。
本日はアトピー性皮膚炎の初診の方だけで8名。アトピームンテラ終了は午後2時30分でした。関東・中京・関西地区からの患者さんも含まれていて、とてもやりがいのある一日でした。
それにしても2週間教室を留守にすると、私の受診を希望される患者さんがたくさん待っているので、忙しくて大変でした。

2006.8.16

昨日米国出張より帰ってきました。
8月6日~9日のボストンでの『国際強皮症研究ワークショップ』に出席後、私の留学先であったサウスカロライナ州の、チャールストンに寄ってきました。
来年日本で私が主宰する『LeRoy教授追悼国際強皮症ワークショップ』の招待状を、故LeRoy教授の未亡人へ直接手渡すことが目的でした。
LeRoy教授は私を含め、多くの日本人若手医師を研究室に招き、日本の皮膚科だけでも既に4人の教授を育成した、強皮症研究の基礎を築いた偉大な研究者です。
故LeRoy教授の未亡人は、私と同行した家族(妻と長男,長女)を自宅の昼食に招待してくれました。刷り上がったばかりの学会のパンフレットを手渡すと、感激して涙を流さんばかりに喜んでくれました。

学会まであと9ヶ月。助教授の藤本学先生のサポートで、LeRoy教授の名にふさわしい素晴らしい学会にすべく、頑張るつもりです。

2006.8.3

先週から夏休みに入ったこともあり、この2週間はアトピー性皮膚炎の患者さんが、大挙して外来にやってきました。昨日は初診の患者さんだけでも8名(うち、6名は北陸以外の遠方から)で、結局午前の外来終了は午後4時でした。ちなみに2週間の間に私が診察した再診患者さんは223名でした。本当に疲れました。

今週末は専門医試験で、来週からはボストンでの強皮症ワークショップに参加します。ボストンのあとは留学先のチャールストンにも廻ってきます。

▲ページの先頭へ