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2006.10.27

本日はb-FGFに関する皮膚科・形成外科10施設で構成される「b-FGF研究会」が、東京で主宰されました。私が代表世話人ということで、約2時間で11演題を消化するという少しタイトなスケジュールでしたが、内容は極めて充実していました。

前回書いた高校の社会のことですが、息子によれば日本史は小学校・中学校である程度教えるので、世界史が必修になるだろうと言っていました。またある新聞では、「これから世界史の授業をします。」と言って「地理」を教えた教師の話が紹介されていました。ともかく、高校を卒業して半数の人が大学受験をするわけなので、大学の求めるものと高校の必修科目が大きくズレるのは、良くないと思います。これは社会の科目に限定した現象なのでしょうか?
それからTBSで夜放送しているニュース番組中、あるキャスターは「現代史」を必修にすべきだと主張していました。これは私的には「朝日新聞社系の主張」で、賛成できません。「現代史」は10年ぐらいの間に大きく評価が変わるからです。自虐的な「現代史」を教えても、「誇り高き日本人」を育てることは出来ないと思います。戦争について教えるにしても、勝ったアメリカやソ連は多くの非人道的行為を行っており、敗者の日本だけを陥しめる朝日新聞の主張は賛成できません。

2006.10.24

ここ2~3日、高校での社会科必修科目の、単位不足問題が全国的な話題になっています。ある政治家は「ルールはきちんと守ってもらわなければならない。」と言っていましたが、ルール自体に問題はないのでしょうか?ニュースを断片的に聞いただけなので詳細は分かりませんが、全国の高校で無理に学習する必要が無いと判断されているものが必修であること自体、不自然な気がします。
私自身の考えでは、高校3年間の間に自国史である「日本史」のみを必修科目とし、その他は自由度を持たせても良いのではないでしょうか。ニュースで紹介されたあるケースでは「世界史」が必修になっていたようですが、これは受験のシステムのせいでしょうか。これについては、今年「世界史」で受験した、我が娘に少し事情を聞いてみようと思っています。

2006.10.20

昨日は卒後研修のマッチング最終結果が発表されました。金沢大学は定員40名のところ38名で、マッチ率は95%でした。しかも3つあるコースのうち2つは定員100%でした。全国的に大学病院の研修医が減ってきている中で、この数字は快挙だと思います。
ただし、もともと定員が40名と少ないため、全国の大学と比べてみると研修者数は中位でしょうか。いずれにしても、過労とはいえ、早々にバトンタッチしてしまった前研修センター長としては、ホッとする結果です。山岸現センター長および委員会の先生方、本当にご苦労さまでした。

ここ数日間に、2つの国際的な強皮症の学会からiinvitationがありました。1つはエンドセリンレセプター阻害薬が関係したクローズドのセミナーで、以前より打診があったものです。来年2月にギリシャのアテネで開催される予定で、こちらは座長と講演の両方の依頼があり、これは受諾しました。もう1つは来年3月にイタリアで行われるもので、患者団体が後援しているようですが、急な依頼でなおかつ座長のみだったため、断ることにしました。来年5月に「正統派の国際ワークショップ」を日本で開催するのに、あまり「国際ワークショップ」が乱立するのは困りものです。
私の次の本格的な国際ワークショップは、2009年にMarco君がフィレンツェで開催する学会で、組織委員会メンバーとして、全力でサポートしたいと思っています。

2006.10.16

13日~15日に青森県の弘前市で東部支部学会に出席し、15日の午後に市民公開講座でアトピービジネスについて講演してきました。講演を終えて午後3時前に会場を出たのですが、東京で飛行機を乗り継ぐなどして帰宅は結局夜10時でした。会場でミス青森が配っていたリンゴが美味しかったです。

明日は近畿大学の学生を対象にした、講義に出かけます。当教室出身の川原先生(prof.竹原の仲間達の中でもご紹介しています)が助教授として昨年招かれた大学ですので、彼とゆっくり話をするのも楽しみにしています。

2006.10.10

9月末で一部の遠隔地の人を除き、教室員のインタビューを終了しました。かなり思い切ったサプライズ的な希望もありましたが、「何かを言い出すきっかけ」としてのインタビュー回数を増やしたことは、正解だったと思います。このインタビューをきっかけに、関連病院に対して医師の待遇改善の申し入れをすることが出来ました。

良い意味での人と人とのつながりである、運命共同体の教室を大切にしていきたいと思います。

2006.10.6

今日から中部支部皮膚科学会へ出かけてきます。

今回は地域医療と大学の医局制度について書いてみようと思います。
国策である「研修義務化」により、大学の医療制度は否定され、地域医療は崩壊しつつあることは周知の事実です。教室としては教室員の減少はあるものの、あと数年頑張れるところまで頑張ってみようということで、医師の引き上げはせず、公立能登総合病院に対しては1名から2名に増員をお願いしました。ただし、珠洲市民病院へは週3日公立能登総合病院と公立穴水総合病院からの応援という形にしました。この決定は国策に負けず、地域医療の為に教室として頑張り抜こうというスタッフの決定によるものです。
公立能登総合病院の川口病院長からのメールを、許可を頂きましたので一部ご紹介したいと思います。
『昨日はお忙しい中、ご面会をいただきまして誠に有難うございました。先生の能登地域への暖かい思いをお聞きし、感謝の気持ちで一杯です。このような暖かいご配慮を頂きました限りは、何としてもこの地域の医療を守って行かなくてはならないと、心に命じている次第です。次週になりましたら、奥能登地域の院長先生にお電話をして、これからの取り組みについてお話しさせていただきます。
今回の先生からのお示しいただきました地域医療のあり方こそ、医師不足で悩んでいる我々へのメッセージのように思います。能登地域の病院が、連携して住民の健康を守る取り組みこそ、今必要な事だとお教えいただきました。今後ともよろしくお願い申し上げます。まずは御礼まで。』

2006.10.5

昨日スイスのジュネーブより帰ってきました。ヨーロッパの強皮症治療指針作成グループのミーティングに出席していた為です。本来ヨーロッパのRheumatologyの会議ですが、ヨーロッパ・アメリカ以外では私だけ、皮膚科医の中でも私だけが選ばれており、大変名誉なことです。旅費や宿泊費も先方から出してもらっているので、黙って座っているわけにもいかず、結構積極的にdiscussionに参加しました。時間の決められた講演よりかえって疲れましたが、自分が世界の強皮症研究の中心にいるのだという充実感は、今までに味わったことのないものでした。

次回は来年の3月5日~6日ということになりました。都合をつけて、是非参加しようと思います。

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